【回想法・音楽療法】のQ&A
回想法Q&A
- 『回想法』って何?
- 回想法は1960年代に始まり、現在では医療機関、デイサービスやデイケア施設など高齢者にかかる多くの施設・機関で実施されています。
対人関係の進展を促す、生活を活性化し、楽しみを作る、新しい環境への適応を促すといった効果が期待されています。 - どのような内容ですか?
- テーマを決めて、ご本人の昔の体験にまつわるお話をお伺いします。懐かしい品物や写真等を見ながら思い出を語っていただくこともあります。
- 誰でも参加できますか?
- 基本的にはご希望の方はどなたでもご参加いただけます。(当クリニックの患者様でも、患者様でなくてもご参加いただけます)
個人、集団どちらにも対応しております。
お話が好きな方はもちろん、あまりお得意でない方でもご参加いただけます。 - 費用はどうなっていますか?
- 参加にはお申込みが必要です。下記のお問合せ先までご相談ください。担当スタッフ(内山)までお問い合わせください。
音楽療法Q&A
- 『音楽療法』って何?
- 音楽を聴いて気持ちが安らぐことや元気をもらえたりすること、歌を歌う事で気持ちを発散したり、気分が高揚するような経験はありませんか?
音楽療法は、そのような音楽のちからを用いて、対象者に合わせて音や音楽を以下のような目的で、計画的に使って行います。- 言語力や記憶力の維持や長期記憶の機能回復を図る
- 社会性の維持・向上
- 心身の健康の回復・向上
- 情緒の安定
- 家族ケア
例えば、気持ちが落ち込んでいる時は、その気持ちに同調するような音楽を使用することで情緒面の安定を図ったり、言葉で伝えにくいような思いを歌に託して伝える場面もあります。
また、普段会話を持続することが困難な方でも、音楽療法を通して歌うことを楽しむことができ、他者との交流を図ることができます。
閉じこもりがちな方がグループに参加する事で、他者との交流を図ることができたり、音楽がご家族との交流を深めるきっかけになることもあります。 - どのような内容ですか?
- 当クリニックでは、グループと個別で行っています。
グループ音楽療法
現在は、訪問で行っております。
主にキーボードなどの鍵盤楽器を使うことが多いですが、グループのニーズに合わせて、歌唱(歌謡曲や唱歌など)や合奏などを中心に会話をしながら進めていきます。
歌が苦手な方、楽器を演奏したことがない方でもお気軽に安心してご参加ください。
施設や小グループなど、実施を希望される方は、お電話にてご相談賜ります。個別音楽療法
主に訪問で行っております。
基本的には対象者のニーズをお聴きし、歌唱や楽器演奏など可能な範囲で、目的に応じてどのように進めていくのが良いかを話し合いながら進めていきます。※ご希望の方は、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
- どのような方が対象ですか?
- 疾患などに制限はありませんが、ご希望の方は下記のお問い合わせ先までお電話でご相談ください。
- 費用はどのくらいですか?
- グループ音楽療法については、音楽療法に関する問い合わせ先までお問い合わせください。
個別音楽療法は、心理カウンセリングに準じた金額で行っております。 - 音楽療法を受けるにはどうしたら良いですか?
- 下記のお問合せ先までご相談ください。担当スタッフ(渡辺)までお問い合わせください。
★回想法・音楽療法に関する問い合わせ先★
カウンセリングルームふくろう等々力
℡:03-5758-3270(代)
担当:内山(回想法担当)、渡辺(音楽療法担当)