〜管理栄養士コラムvol.1〜「夏バテ予防の水分補給の話」
「水分きちんととってね!!」 と言われることが多い今日この頃。
30度超える日も多くなりましたものね!
「そのくらい分かってるよ、暑いんだから!」と思う方も いらっしゃると思いますがぎゅっと大事なことをお伝えしますので最後まで読んでくださいね♪
【体の中の水分量は加齢とともに!!!】
人の体は歳によって、体の中の水分量が変わります。暑くなり、道を歩いている小さい子たちを見ると頭や顔にびっくりするほどのさわやかな汗をかいています。みずみずしくてうらやましい・・・。小さいころは体の中に水分量が65%から70%くらいあります。高齢になってくると体の中の水分量は50%~55%程度になります。どういうことかというと、水分が足りないと脱水になりやすい状態であるということです。
【水分補給がされないと何が怖い???】
高齢になると体の中の水分量が少ない、そして口の渇きを感じにくくなるため若いころより脱水しやすいので注意が必要です。脱水症は血液を濃縮してしまうので脳梗塞や心筋梗塞の引き金になってしまうのです!
【賢い水分補給のタイミングとは!!】
水分補給をしてから、体にいきわたるまでに少し時間がかかります。そのため喉が渇く前に水分補給をすることが大事ですよ♪水分補給のタイミングをきちんと決めて、脱水を防ぎましょう♪起床時、朝食、10時、昼食、15時、夕食、入浴後 就寝時と、計画的に水分補給をするのがおすすめですよ!家の中でくつろいでいると喉の渇きをより感じにくくなりますので、注意しましょう。こんな様々な理由から、ご家族や関わる医療従事者が「水分補給しっかりしてくださいね」と言っています(笑)また、食事の中に含まれる水分もすごく大事なので暑いですが、お食事がおろそかにならないようにしましょう!ウォーキングや山登りなど発汗する運動をするときには、経口補水液を持ち歩きましょうね!!
☆次回は夏でもさっぱり食べられて栄養もたっぷりのレシピをご紹介しますね♪お楽しみに!!