〜心理コラムvol.4〜「~本の紹介~」
ふくろうクリニック等々力では、月に数度「脳の健康教室」を開催しています。
「知的刺激」をはじめ、「ストレスケア」や「回想法」「身体活動」など、脳の健康を維持するためのプログラムです。
今回は、ふくろうクリニック等々力にて「脳の健康教室」を月に一度担当している浅見大紀(あざみひろき)さんの著書をご紹介いたします。
『フリーランスの心理士・浅見大紀です 地域で認知症の方と御家族を支える心理の仕事をしています』
2019/11/8 福村出版
www.amazon.co.jp/dp/4571240791
浅見さんは宮城県を拠点にフリーランスの臨床心理士として活動されています。
病院やリワーク支援センター、地域包括支援センターでのお仕事、震災支援を通したご経験がまとめられた本の前半では、あまり知られていない「臨床心理士の仕事」の幅の広さに触れていただけるかと思います。(ユーラシア大陸を自転車で横断するなど、学生時代の豪快なエピソードも必見です!)
本の後半からは、少し専門的な内容になりますが、具体的に浅見さんが高齢者の方と関わる際に大切にされている「じっくりと話を聴くこと」について書かれています。
浅見さんは、お会いすると何でも話したくなってしまう不思議な空気をお持ちなのですが、その裏にたくさんのご経験と信念があることがわかります。
心理の仕事や、地域で高齢者の方と関わる仕事に関心のある方はぜひお手に取ってみてください。
「もの忘れ」を防止するのではなく、「物覚え」を楽しく活性化していきましょう!という浅見さんの健康教室は、いつも皆さまの明るい笑い声であふれています。ご興味のある方は、「ふくろう広場」のページ内に詳細は載せてありますので、ぜひご覧頂き、お問い合わせくださいね。