フレイル外来
当クリニックでは、特にフレイル・サルコペニア(筋肉減少症)に対して、薬物療法に加え、食事療法、運動療法、心理療法を含む包括的な専門的治療を行います。
まず、医師が診察や検査を行い、フレイル・サルコペニアの原因を診断し、治療計画をたてます。 医師の診察後、筋肉量・握力・歩行速度の測定や栄養摂取状況などのいくつか検査を行います。
必要に応じて、認知機能検査も追加されます。これらの検査は、治療効果を判定する意義もあり、定期的に行われます。 検査結果に基づいて、その人の今の生活状況、服用中の薬等を考慮して、専門の薬剤師が保健指導・服薬指導をします。
また、管理栄養士による栄養指導、スポーツトレーナー・理学療法士による運動指導、臨床心理士/公認心理師によるカウンセリングについて、当クリニックの関連機関の専門家を紹介・調整します。
高齢者の「社会参加」の推進にも力を入れています。 介護予防日常生活総合支援事業の地域デイ(ふくろう等々力健康倶楽部)を当クリニックの集会室で行っており、ぜひご参加いただければと考えております。
フレイル外来
対象
- 体力低下が心配な方や認知症予防に興味がある方へ
- フレイル簡易チェックリストに該当する方へ
「フレイル」とは、心身のさまざまな機能が加齢によって低下、食欲や活動量も低下して虚弱になっていき、放っておくと介護が必要になる状態です。
フレイル簡易チェックリストで1つでも気になることがある方は、受診をお勧めしています。
≪フレイル簡易チェックリスト≫
- 6ヵ月で2~3kgの体重減少はありましたか?
- 以前に比べて歩く速度が遅くなってきたと思いますか?
- 5分前のことが思いだせますか?
- (ここ2週間)訳もなく疲れたような感じがしますか?
- ウォーキングなどの運動を週に1回以上していますか?
当クリニックでは、体組成測定や運動機能測定、フレイルチェック問診票などを用いながら、総合的にあなたのフレイルの状態を判断していきます。
定期的な頻度でのフレイル外来受診をお勧めしており、フレイルの状態によっては、あなたに合った当クリニックの各種プログラムをご案内可能です。
まずは「フレイル外来」にお越しいただき、今のあなたの状態をチェックしてみませんか?
サルコペニア外来
対象
- 筋力低下・身体機能低下が心配の方へ
「サルコペニア」とは、加齢により筋肉量が自然と落ちてきてしまい、それによって身体機能が低下し病的になった状態を言います。
ギリシャ語で「サルコ=肉・筋肉」と「ペニア=減少・喪失」を合わせた造語です。日本語で訳すと「筋肉減少症」とも呼ばれています。
筋力低下は転倒・骨折・寝たきりの原因と言われていますが、最近では認知症・フレイルの原因としても注目されています。
ポリファーマシー外来
対象
- 最近飲んでいるお薬の数や種類が多くなり困っている方
ポリファーマシーとは、年齢とともに病気の数が増え、処方されるお薬が増えた結果、転倒や頻尿などの副作用、不適切処方、服薬過誤、薬剤有害事象につながる危険のある状態をいいます。しかし、自己判断でお薬を減らすのは危険です。全体を見渡し、治療すべき病気に優先順位をつけて、お薬も優先順位をつけて、徐々に減らす工夫を指導します。
費用 | 保険適応
※薬剤師対応の場合、1,000円/1回(自費/税込) |
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担当スタッフ







対応日程表
時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
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フレイル外来(医師) 09:00~12:00 |
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フレイル外来(医師) 15:00~18:00 |
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フレイル外来(薬剤師) 13:00~17:00 |
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※火曜日午前は第1・3火曜日のみ外来対応となります。
※火曜日午後は第1・3火曜日のみ外来対応となります。