骨粗鬆症外来
骨粗鬆症は、非常に多い疾患です。80歳以上の女性の50%以上が骨粗鬆症に罹患していることが知られています。骨粗鬆症を放置すると、骨折し、要介護の原因となる場合があるため、早期に診断し、早期に治療を開始することが大切です。
骨粗鬆症は、脊椎圧迫骨折(背中・腰)、大腿骨頸部骨折(脚の付け根)、上腕骨近位部骨折(肩)、橈骨・尺骨遠位骨折(手首)などの骨折の原因となりますので、これらの骨折を起こした場合にも、骨粗鬆症と診断し治療を開始した方が良いと考えられています。まずは、レントゲン、MRIで隠れ骨折を含め検査してみましょう。血液検査で、骨粗鬆症のパターンを評価することができます。骨密度の測定は、世田谷奥沢整形外科病院やたかはし内科クリニック自由が丘などの連携病院で行います。
骨粗鬆症は、副腎皮質ホルモン製剤(ステロイド)、ワーファリン、抗てんかん薬を内服された方に加え、糖尿病、慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、肝疾患、甲状腺機能亢進症、関節リウマチなどさまざまな疾患の方に多くみられることがわかっています。これらのお薬や疾患をお持ちの方はぜひご相談下さい。
骨粗鬆症の治療は、薬物療法が主に行われます。内服薬だけでなく、近年は注射薬の選択肢が増えてきたため、骨折予防効果に加え、利便性も改善しています。持病の治療を妨げるものではありませんので、個別に相談していきましょう。
こんな症状がある方は受診をおすすめします
- 身長が短くなった方
- 腰痛のある方
- 脊椎圧迫骨折、大腿骨頸部骨折、上腕骨近位部骨折、橈骨・尺骨遠位部骨折を受傷された方
対象となる疾患
- 骨粗鬆症
担当スタッフ

副院長
野手 康宏
Yasuhiro Node

非常勤【整形外科】
熊本 久大
Hisao Kumamoto

非常勤【整形外科】
渡邊 幹彦
Mikihiko Watanabe

非常勤【整形外科】
松田 達男
Tatuo Matuda

非常勤【整形外科】
岡田 知佐子
Chisako Okada

非常勤【整形外科】
山本 巌
Iwao Yamamoto

非常勤【整形外科】
井田 寛
Hiroshi Ida