脳血管疾患外来
脳卒中は脳血管に障害が起きた状態の総称で脳血管障害とも呼ばれています。なお脳の血管障害とは、脳の血管が破れる(脳出血)あるいは詰まる(脳梗塞)といったことで、その発症部位の脳の機能が失われてしまう病態のことです。
こんな症状がある方は受診をおすすめします
- 片側の手足の運動障害
- 感覚障害
- 言語障害
- 意識障害など
対象となる疾患
- 脳卒中
- 脳外傷
- 高次脳機能障害
診療の流れ
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問診
体調や症状、家族構成、既往歴、定期的に服用している薬の有無などについてお聞かせください。
ご家族による客観的な見解も頂きたいので必ず付き添いをお願いいたします。 -
医師による神経学的診察
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神経心理学的評価
知的機能、認知機能、記憶、実行機能を確認するため、より詳細なテストをおこないます。
プライバシーが確保された静かな部屋で、臨床心理士と患者による1対1でおこなわれます。所要時間は、約1時間程度とやや長丁場になります。 -
検査 画像診断(必要時)
MRIによる脳の画像診断をおこないます。同時に、血液検査、胸部レントゲンなどの測定も必要に応じて行います。
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診察
以上の診断と検査結果を踏まえ、高次脳機能障害の診断およびその程度の評価を行います。
治療法(リハビリテーション)などについて医師から説明があります。 -
お会計・次回ご予約
脳の損傷のため、日常生活に支障がある方へ
当クリニックは地域のクリニックでありながら、MRIの導入・広いリハビリスペースの確保・多職種の在籍という3つの特色があり、大学病院に行かなくても高次機能障害の治療・リハビリに対し十分な設備が整っております。
脳神経内科・脳神経外科の専門医師による治療と、公認心理師、リハビリ職によるリハビリテーションで患者さんの症状に耳を傾け、患者さんの機能改善・生活の質の向上を目指し、長期的に支援させていただきます。
担当スタッフ

院長
橋本 昌也
Masaya Hashimoto