お知らせ News

家庭医療・老年内科(軽度認知障害)の診療枠を広げております。

院内からのお便り

当院にてフレイル、ちょっとした物忘れでご心配な方のご相談を受けている外来「家庭医療・老年内科(軽度認知障害)」の診療枠を広げております。気になる事がありましたらお気軽にご相談ください。

【軽度認知障害はまだ回復の可能性あり】
MCIは認知症発症のリスクですが、みな認知症になるわけではありません。
認知症への移行率は年間5~15%、逆に健常な認知機能への回復率は16~41%とされています。

【まずはフレイル になっていないかを確認】
フレイルとは加齢に伴う心身の機能低下のために介護が必要になるリスクが高い状態です。身体的、精神的、社会的な原因が複雑に絡んでいます。
身体的には口腔機能低下、栄養状態の不良、ロコモティブシンドロームなどが、認知・精神的には認知機能障害・認知症、うつなどが、社会的には独居、孤独、閉じこもり、経済的問題などが関与しています。

【年のせいとは言わないで】
フレイルは加齢現象ではありますが、そこには大きな個人差があります。生活習慣病やそれに基づく脳梗塞、心筋梗塞の既往、体重減少、視力・聴力低下、活動量の減少や閉じこもり、抑うつなどがある人はフレイルが進みやすくなっています。
フレイル による歩行障害や転倒と認知機能の低下は深く関係しています。

【フレイルを知り早めに相談】
MCIもフレイルもまだまだ回復できる状態であり、早期に発見し、適切な介入策を講じることが大切です。
当院には、身体的、精神的、社会的フレイル を相談できる医師が複数在籍しています。
「家庭医療・老年内科(軽度認知障害)」にてお気軽にご相談ください。

 

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