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野手医師 青山学院大学ラクロス部の皆様へ講演しました!

院内からのお便り

3月18日「脳しんとうってなんだ」をテーマに当院のスポーツ頭部外傷外来を担当しております野手医師が青山学院大学ラクロス部女子の皆様に講演致しました!

・「頭を打って一瞬意識を失うのが脳しんとう」という間違った理解をしている方が非常に多いこと

・脳しんとうによる何かしらの不調があってもスポーツを継続することで重症化してしまうケースがあること

・「首が痛い」「モノが二重に見える」「強い頭痛がある」などの症状がある場合は脳しんとうを疑うこと

・脳しんとうが疑われた場合、チームメイトが気を付けてあげるべきこと

など、先生の経験や事例を交えてお話させていただきました。

当院では年間100件以上の脳しんとうの患者さんを診療させていただいております。しかしながらコンタクトスポーツのアスリートであっても、まだまだ「脳しんとう」に関する知識が浸透していないのが現状です。コンタクトスポーツによる「脳しんとう」はチームに関係するすべての人が正しい知識を身につけることにより、重症例をかなり防げます。

当院ではコンタクトスポーツの安全性の確保に関する情報提供を行い、アスリートの皆様がスポーツに熱中、邁進できるようにサポートさせて頂いております。

スポーツ頭部外傷の診療はもちろんのこと、チーム全体でのメディカルチェックなどをぜひ前向きにご検討ください