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医療コラム

藤巻有久医師の医療コラム Vol.2

2023年12月より、毎週木曜日午前9時~12時まで整形外科の外来を開始しています。

日常生活の体の痛み、腰痛など慢性的な痛み、膝・肩などの関節の痛み、骨粗しょう症に対し、適切な診断ののち、おくすりや関節注射などで症状の改善を目指していきます。

MRI検査及びレントゲン検査が必要な場合は、ふくろうクリニック自由が丘での検査が可能です。

先月より、整形外科の担当の藤巻有久医師による医療コラムがスタートしています。今回は第2弾となっております。ぜひご覧ください。

 

『「膝に水がたまる」とはどのような状態?』

 

「膝にたまった水を抜くと習慣になると聞きました」とおっしゃる患者さんがいらっしゃいます。それは本当でしょうか? …実はそれは『誤解』です!

 

膝の関節の中には「関節液」という潤滑液が入っています。正常な関節液は少し黄色みがかった透明な液体ですが、何らかの原因で具合が悪くなると液の量が増えたり色が濁ったり、時には浮遊物が混じったりします。

 

この液体がある程度溜まると膝は痛み、曲げにくくなります。その場合は注射で溜まった液を抜き、炎症を治める薬を注入して正しい状態に戻します。効果があればもう悪い液体も溜まりませんので繰り返し抜く必要も無くなります。また、抜いたからといって水が溜まりやすくなるということはありませんのでご安心ください。

 

「痛み」は体が「ここが悪いよ」と訴えてくれている貴重なサインです。無理に痛みを我慢せず、「楽な状態」にしてから「きちんと治す」ことで再発予防をしていきましょう。

 

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