医療コラム
〜心理コラムvol.3〜「上手にリラックスするために・・・」
東京都では緊急事態宣言が解除されました。
ただし、新型コロナウイルスによって、外出自粛など日々の生活にも影響が出ておりストレスを感じていた方も多いのではないでしょうか?
このような時期は不安な気持ちも高まってしまいますが、不安がどんどんふくらんで飲み込まれてしまうと自分で何かを判断したり考えたりすることが難しくなっていきます。こんな時は、ほんの少しでも気持ちを和らげるために、このような工夫はいかがですか?
~楽しくリラックスできる活動を取り入れましょう~
好きな本を読むこと、音楽を聴くことなどは、自宅でも手軽にできる活動ではないでしょうか。 少しでも笑顔になることや、深くゆっくりした呼吸をお腹ですることでも不安を和らげることができます。今回は、少し時間が空いた時にもできる腹式呼吸のやり方をご紹介します。
★息を吸うよりも吐く時間を長くすると、リラックスできます。リラックスした感覚を味わいながら、何度か繰り返してやってみましょう。
参考資料
『マイナス思考と上手につきあう 認知療法トレーニング。ブック』 竹田 伸也
『感染症流行機に心の健康を保つために~隔離や自宅待機により行動が制限されている方へ~』 日本赤十字社