〜ケアマネコラムvol.3〜「初めてのケアマネ-デイサービス編」
ディサービスは、定期的な外出ができるようにする、他者とのコミュニケーションの機会を持つ、体操やレクリエーションに参加し心身機能の活性化を図る、入浴サービスを利用できる、また、本人に利用してもらうことで、また本人が利用中に家族に少しまとまった時間が確保でき、用事を足したり、休息が出来る(介護負担軽減)という機能が担える、として考えられたサービスです。
父のケアマネは週2回、ディサービスを利用、そこで入浴できるようにプランを立ててくれました。
父は穏やかで人の輪の中に入って順応できる人、わがままを言う事も少ない人でしたが、度々行くのを嫌がりました。
理由は『風呂は気持ちいい、でも他はつまらない』また『長時間、座っているのが疲れるから』
行きたくない本人(父)と、行かせたい介護者(母)の間で、よく揉めていました。介護に携わっていなかった家族(私)は、父の気持ちを優先させたい思いと、母の苛立ちの間にいました。
この様に、ディサービスの利用一つで、本人と家族の間で若干不協和音が流れることがあります。
介護保険が始まった当初のディサービスを思い返すと、レクリエーションに関しては、スタッフも手探り状態、塗り絵や折り紙などを『みんな一緒にやりましょう』的な色が強く、利用者側はやりたくないのにやらされる⇒『つまらない』と感じていた人、多くは男性、が多かったように思います。
最近では、各ディサービスがアイデアを絞り、レクリエーションや工作等も多様になってきました。