【世田谷 がん患者様向け訪問診療】自宅療養と入院の特徴や注意点 Cancercare setagaya homevisit

【世田谷 がん患者様向け訪問診療】自宅療養と入院の特徴や注意点

【世田谷】訪問診療による自宅療養をご希望のがん患者様向けに自宅療養と入院の特徴・注意点を解説

世田谷区にある医療法人社団 創福会 ふくろうクリニック等々力は、認知症やがん、フレイル、神経難病、障がい者の専門医療のチームです。患者様が住み慣れた地域で適切な医療・福祉を安心して受けられるように、地域のクリニックや行政、他の機関とも連携し、患者様を包括的にケアできる体制を整えています。訪問診療においては、さまざまな理由で通院が難しい患者様も専門医による治療を受けていただけます。眼科、皮膚科、整形外科、リハビリテーション科、精神科、嚥下評価など多くの医療専門職を擁し、往診対応をいたします。

こちらでは、診療に関するコラムとして、がん患者様向けに自宅での療養生活の特徴、入院療養の強み・注意点についてお伝えします。自宅療養や訪問診療を検討している方は、ぜひ参考にご覧ください。

【がん患者様】自宅での療養生活の特徴とは?

【がん患者様】自宅での療養生活の特徴とは?

自宅での療養生活のメリット

変わらない環境で生活できる

自宅での生活により、QOL(生活の質)の維持に繋がります。住み慣れた環境で、好きな食事や入浴のタイミングなど自分のペースで生活できます。また、家族と一緒の時間が持てることも大きな心の支えとなるはずです。さらに、家族や友人との交流を継続しやすいため、孤独感を感じにくく、心身ともに安定した療養生活を送ることが期待できます。

ストレスの軽減

“自宅”というプライバシーが確保された環境で過ごせるため、病院の雰囲気に心理的ストレスを感じることもありません。自分の好みの寝具で、好きな音楽を聴きながら眠るなど、自分の睡眠スタイルで休めます。ストレスの軽減は、治療効果の向上にもつながります。

ご家族様も日常生活を送りやすい

自宅療養は、ご家族様の通院負担が軽くなります。ご自宅に医療スタッフが訪問するため、家族が付き添いで通院する必要がありませんし、仕事と両立しやすくなり介護負担が軽減されます。さらに、家族も安心して仕事や家事などに集中できるため、精神的な負担を減らすことができるでしょう。

自宅での療養生活における懸念点

24時間体制の医療サポートが受けられないと、不安になる方がいらっしゃるようです。医師や看護師は定期的に訪問しますが、急な体調の変化があった時のことを考えて不安になることがあるようです。また、入院時と比べて医療機器やケアが限定されるため、高度な医療処置が受けられないのではないかと心配になる方もいらっしゃるようです。訪問診療で「病院の医療機器による対応が必要」となった場合は、連携して病院を受診することもあります。

さらに、患者様の介護がご家族様の負担となることがあります。患者様の日常生活のサポートや療養のケアに加え、医療行為の一部をサポートする場合もあり、介護負担が大きくなります。

このように自宅療養生活には一定の懸念点があり、患者様の病状やご家族様の事情などを総合的に勘案して、療養場所を検討する必要があります。

医療技術の進歩に伴い、がん患者様の自宅療養が増えている一方で、自宅療養を支える環境が十分に整備されていないという課題もあります。こうした課題に対処するため、行政や医療現場では療養環境の改善に努めています。訪問診療は、患者様の自宅や入所施設などに医師が赴き、診察や処置で自宅療養を支援するサービスです。自宅での療養生活を望むがん患者様は、訪問診療を利用することで、住み慣れた環境で質の高い医療を受けられます。

【がん患者様】入院療養の強み・注意点

【がん患者様】入院療養の強み・注意点

入院療養の強み

24時間のサポート体制

病院では24時間体制で医療従事者が在籍しています。自宅療養の場合、夜間や緊急時の対応が難しい面がありますが、入院中は常に医療スタッフから管理・ケアを受けられるため、急変時の対応が可能です。

専門的なケアの充実

病院では医師や看護師はもちろん、理学療法士や作業療法士、管理栄養士など様々な専門家によるケアを受けられます。自宅では十分に対応できない専門的ケアを受けられるのが入院の大きなメリットです。

療養サポートの負担軽減

ご家族様の負担軽減も、入院療養の特徴です。自宅で療養する場合、介護は家族が担うことが多く、身体的・精神的な負担が大きくなります。入院であれば、その負担から解放されます。

入院療養の注意点

病院環境への適応

病院は患者様にとって非日常的な場所となり、環境の変化により心身の健康に影響することがあります。大部屋では他の患者様の動向に常に気を配る必要があり、ストレスがかかる可能性があります。

プライバシーの確保

プライバシーの確保が困難な点も、注意したいポイントです。入院中は病室を他の患者様と共有するため、プライバシーが確保しにくい環境となります。個室の場合でも職員の出入りが多いことから、完全なプライバシー確保は難しいでしょう。

医療費がかかる

医療費がかさんでしまうことが、不安材料になることもあるでしょう。入院すれば診療費のほかに室料や入院に際して必要となる用品などの費用がかかるため、自宅療養に比べて医療費の総額は高くなる傾向にあります。

以上の注意点から、病状や生活環境に応じた療養場所の使い分けが重要とされています。

世田谷区エリアで自宅療養・訪問診療のご相談はお気軽に

がん患者様の療養生活場所は、一概に自宅・入院のどちらかに決めるのではなく、病状に合わせて使い分けることが大切です。

具体的には、がんの状態が落ち着いている時期は自宅療養し、症状が悪化した際には入院するなど、柔軟に対応することが望ましいでしょう。

そして、自宅療養時は在宅療養支援診療所や病院の訪問診療を利用し、介護保険サービスも組み合わせるとよいでしょう。訪問診療の利用で、自宅療養の特徴や入院における強み・注意点をカバーしつつご自宅での療養を続けられます。

世田谷区の医療法人社団 創福会 ふくろうクリニック等々力では、クリニック所在地より概ね4kmの地域にお住まいのがん療養中の方で、以下に該当する方を対象として訪問診療のご相談に対応いたします。

  • 通院が難しく、ご自宅や施設で療養中の方
  • 現在は外来通院中だが、それが徐々に困難になってきている方
  • 病院を退院後、症状が不安定な方
  • がん治療のために通院中だが、治療と並行して緩和ケアも受けたい

訪問地域の詳細については、対応地域・費用のページでご確認いただけます。

お電話またはメールフォームでのお問い合わせが可能です。お問い合わせ先については、各種相談のページをご確認ください。

世田谷でがん患者様向け訪問診療をお探しなら医療法人社団 創福会 ふくろうクリニック等々力

院名 医療法人社団創福会 ふくろうクリニック等々力
住所 〒158-0082 東京都世田谷区等々力3丁目5−2 ヒューリック等々力ビル3階
TEL 03-5758-3270
FAX 03-5758-3271
URL https://www.296296.jp/

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電車 東急大井町線「等々力」駅より徒歩1分
バス 停留所:等々力「東98 東京駅南口/等々力(等々力操車所)」、「等01 玉堤循環等々力」

※駐車場はございません。お車でお越しの方は、近隣のコインパーキングをご利用ください。

訪問看護ステーションふくろう等々力
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ライオンズマンション等々力第5-203号室