【世田谷】認知症が進行したら訪問診療を上手に活用しませんか?
【世田谷】認知症には訪問診療も選択肢に!受診の重要性・困難さなどについて解説
認知症の家族を自宅で介護していらっしゃる方の役割や、認知症患者様の受診の困難さは、計り知れないものがあります。
世田谷の医療法人社団 創福会 ふくろうクリニック等々力では、
- 家族が認知症と診断されたけれど本人が病院に行きたがらず受診できていない
- 認知症の症状が進行して、受診に向かうことが難しくなってきた
というお悩みを抱えていらっしゃるご家族様へ、選択肢の一つとして訪問診療をご提案します。
こちらでは、認知症患者様の受診の困難さを踏まえ、訪問診療におけるご家族様の役割についてお伝えします。
まずは、認知症の症状進行と受診の重要性についておさらいしましょう。
認知症の症状進行と受診の重要性
認知症の症状が進行すると、以下のような症状があらわれます。
- 物忘れや判断力の低下
- 意思の伝達が困難になる
- 場所や人の見当がつかなくなる
- 徘徊や同じ質問の繰り返しなど
このような症状が進行すると、物忘れや判断力の低下などにより、日常生活に様々な支障が出てきます。具体例を以下で説明します。
買い物に行っても、何を買うか忘れる
必要なものを買い忘れたり、値段を見ずに衝動買いをしてしまったり、経済的な問題も発生する可能性があります。
料理の手順を間違える
例えば、火を使う料理中に火加減を忘れて焦げ付かせたり、コンロの火を消し忘れて火災を起こしたりする可能性があります。ガスコンロの操作を誤って、ガス漏れを起こしてしまうケースも考えられます。
外出時に道に迷う
これは、目的地への経路を覚えられなかったり、周囲の状況を把握できなくなったりすることが原因です。場合によっては、迷子になってしまい、ご家族が捜索する事態に発展することもあります。
認知症が進行すると、自立した生活が難しくなっていきますので、ご家族が注意深く見守り、安全対策を講じることが大切です。また、症状の進行に応じて適切な治療や対処が必要となります。
適切な治療を受けることで、認知症による生活の質の低下を最小限に抑えられる可能性があります。症状に合わせた対応をすれば、認知症の方とご家族の負担を少しでも軽減できるはずです。
認知症患者様がいらっしゃるご家族様の役割
認知症の症状が進行すると、患者様ご自身では医療スタッフとのコミュニケーションが困難になる場合があります。そのため、介護する家族の役割は非常に重要です。
家族の役割1:医療スタッフとの情報共有
患者様の日常の様子や気になる症状を伝えることで、適切な治療につなげることができます。例えば、患者様が普段から同じ時間にトイレに行きたがる、あるいは特定の時間に落ち着きがなくなるなどの行動パターンがあれば、それを医師に伝えることで、薬の服用時間や生活リズムの調整など、より適切な治療計画を立てることができます。
家族の役割2:日常生活の支援
排せつの介助・食事の介助・服薬の確認・着替えの補助など、認知症の症状に合わせた生活のサポートが求められます。また、認知症の進行によって、患者様の行動や思考が変化していくため、常に状況を把握し、適切な対応をすることが重要です。例えば、徘徊の傾向が見られる場合は、日中・夜間を問わず見守りが必要になります。また、コミュニケーションが困難になってきた場合は、ジェスチャーや絵カードなど、様々な方法で意思疎通を図る必要があります。
家族の役割3:受診時の同席
患者様の状況説明や医師の説明の理解を助けるため、受診時には同席することが望ましいでしょう。特に進行した認知症の場合、自分の状態を言葉で説明することが難しく、医師の説明も理解しにくいことがあります。ご家族様が同席することで、患者様の状況を医師に詳しく伝えることができ、医師の説明を患者様に代わって理解し、質問することもできます。これにより、より的確な治療計画を立てることができるだけでなく、患者様の不安を軽減し、安心して診療を受けられる環境作りにも繋がります。
このように、家族の役割は患者様にとって非常に重要です。認知症の症状が進行し、日常生活に支障が出てきた場合、訪問診療を上手に活用することが重要です。
認知症患者様の受診の困難さ
認知症患者様の多くは、自身の症状に気づきにくく、受診を拒否しがちです。また、症状が進行すると、医療機関への受診や診察時の不適切な言動など、介護する家族の負担も大きくなります。以下は、認知症患者様の受診の困難さと家族の介護負担の具体例です。
- 病識欠如による受診拒否:ご家族様による医療機関への受診介助が必要
- 診察時の不適切な言動:ご家族様による診察時の付き添いが必要
- 症状の進行に伴う日常生活の支障:ご家族様による日常生活の見守りや世話が必要
このように、認知症が進行すると、患者様本人のみならず、介護する家族にも大きな負担がかかります。受診の困難さを乗り越えるため、訪問診療を活用することが有効な対処法の一つとなります。
訪問診療の活用
認知症の症状が進行し、外出が困難になった場合でも適切な診療を受ける必要があります。そこで有効なのが「訪問診療」です。訪問診療とは、医師や看護師が患者様の自宅を訪れて診療を行うサービスです。外出が難しい要介護者や認知症の方に適しています。主な利点は、次のとおりです。
- 自宅で診療を受けられる
- 通院の負担がない
- 日常生活の環境下で診療が受けられる
訪問診療を利用するには、かかりつけ医に相談するか、訪問診療を行う医療機関に直接申し込みます。自治体の地域包括支援センター、世田谷区の場合あんしんすこやかセンターに問い合わせるのも有効です。
認知症患者様の訪問診療についてはぜひご相談ください
訪問診療を受けることで、次のような特長があります。
- 自宅で療養できる
- 住み慣れた環境で安心して生活が続けられる
- 急病のときでも在宅での治療が可能
- 入院自体が環境変化となり精神状態が悪化する場合があるため自宅のほうが効果的な治療ができる
- プライバシーが確保できる
- ご家族様の精神的負担が軽減される
訪問診療を有効に活用し、適切な療養環境を整えることで、認知症を抱えている方も自宅で質の高い療養生活を送れます。
世田谷の医療法人社団 創福会 ふくろうクリニック等々力では、認知症患者様の訪問診療のご相談に対応いたします。まずは、お問い合わせフォーム(またはお電話:03-5758-3270)よりご連絡ください。ご病状や生活状況などをお伺いし、その内容をもとに相談員がご自宅・ご施設に訪問し、訪問診療について詳しくご説明させていただきます。ご来院いただいてからの対応も可能です。
※メールでは、具体的な医療相談に対して回答は行っておりませんので、ご了承ください。
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【世田谷】認知症患者様の訪問診療をお考えなら医療法人社団 創福会 ふくろうクリニック等々力へ
院名 | 医療法人社団創福会 ふくろうクリニック等々力 |
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